メインPCをデュアルディスプレイ化

 これまで音楽を聞いたりストリーミングを見たりするためにマルチメディア(死語)サーバを立てていた。メインのPCから流すにはいちいちつなぎ替えるのも面倒ということで。操作はvncかワイヤレス小型キーボードでやっていたが、どうも使いにくい。しかも安定していなくて、その中でも最大の問題は音声出力。HDMIのオーディオディバイスをPulseAudioが認識できていないようで(pavucntrolのディバイス一覧に表示されない)、Chromeの音声をHDMI出力から出せない。Audaciousあたりのアプリではできるし、aplay -lでも表示されるのに。で、結局HDMIの音声は諦め、AVアンプ側でデジタル光入力をHDMIの音声の代替として割り当てていた。

 ふと「HDMIスプリッタを使って手元とテレビで両方映せばええんちゃう」と思った。その場合、両方で同じものが出るのは鬱陶しい。一方で、手元の画面を見ながら操作できるのはメリット。

 さらに「デュアルディスプレイにすればいいんちゃう」と気が付いた。ちょっと調べてみたところ、xfceでもデュアルディスプレイができそう。
 比較的新しい情報。
dothiko.hatenablog.com
 古い情報ではCUIみたいな設定画面が紹介されていることが多いが、いまはよりグラフィカルになっているようだ。

 で、amazonで購入。マザーボードに乗っているのと同じATI RADEONブランドで。性能は要らないので一番安いやつ。クロシコとか久しぶりやわ。

 あわせてHDMIケーブルも調達。

 つないで設定。あっさりとできた。

 デュアルディスプレイは使ったことなかったけど、職場のIT部門の人がウィンドウをドラッグしていたのを覚えていて、その通りやったらウィンドウが移動して、カーソルも移動した。
 音声はPulseAudio 音量調節(pavucontrol)で切り換え。

 マルチメディア(死語)サーバはどうしよう。バックアップ機能は持っているけど。

トラブルと解決

 実際に使っていると、第2モニターで画面の下半分でカーソルが消える現象が発生。原因の見当が全くつかない。とりあえずxrandを実行してみる。

 しばらく眺めていて、ディスプレイの設定画面で周波数が30hzと表示されていたような気がして確かめてみたらその通り。ここを60Hzに変更したら下半分でもカーソルが表示されるようになった。めでたしめでたし。