Xubuntuを16.04にアップグレード

 もう1か月以上たったし、安定してきているかなと思ってアップグレード。

 しようとしたが、「ディスクの空きがあらへんがんな」と怒られた。

ディスクの空きスペースを広げる

 これまでは/をsdd(/dev/sdb、20Gb)に、/homeをhdd(2Tb)のパーティションに割り当てていた。それ以外にもろもものコンテンツ系ファイルを別パーティションに置いて、個人ディレクトリの下にマウント。スワップは/varの下にファイルとして置く。

 まずはswapファイルを/homeに置く。
 さらに、コンテンツを置いているパーティションを狭めて新しい/var用のパーティションを作る。その前の/varが5Gb程度だったので、余裕を見て15Gb確保。fstabをいじって、そのパーティションを/varにマウント。

 このままだと元の/varを削除して開けることもできないし、必要なファイルがあっても復元できないので、いったんlibUSBからxubutnuをブートして/dav/sdbの/varを/var-にリネーム。

アップグレード

 リブートしてアップグレードすると「aptのキャッシュがあらへんがな」と怒られる。/var-/lib/dpkgのファイルを/var/lib/dpkgにコピー。想定していなかったけど、わざわざLiveUSBからブートして作業したかいがあった。

 で、やっとでアップグレード。guiからアップグレード。夜のランニングに出かけたが、幸運にもその間にプロンプトが現れることもなく、プロンプト待ちのロスは最低限で済んだ。

 やっとでアップグレード終わり、と思ったら最後になんやらエラーメッセージ。アップグレードに成功したのか、失敗したのかもわからへん。

 とりあえずリブート。デスクトップの背景は変わった。

kazz@oscar ~# cat /etc/lsb-release                                   
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=16.04
DISTRIB_CODENAME=xenial
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 16.04 LTS"
kazz@oscar ~# php -v              
PHP 7.0.4-7ubuntu2.1 (cli) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2016 The PHP Group
Zend Engine v3.0.0, Copyright (c) 1998-2016 Zend Technologies
    with Zend OPcache v7.0.6-dev, Copyright (c) 1999-2016, by Zend Technologies
kazz@oscar ~# 

 どうやらアップグレードには大筋で成功しているもよう。

 apt-get関連でいくつか依存関係が解決できなくというプログラムがあったので削除。k3bとかxmlmoとかavidemuxとかを。その後は妙なエラーメッセージも出なくなった。

 16.04は、あまり違いを感じない。一つ違うのはXが起動されてからデスクトップが表示されるまでの時間が長くなったこと。あとはまだようわからん。