ubuntuのHDDお引越し

 おうちサーバのHDDを1TBから2TBに換装した。以下記録。

 今回はddを使ってディスクまるごとコピー。
 操作に使用するPCはクライアントPC。おうちサーバにはSATAが1個しかつけられないので。試しにxubuntu 22.04 liveをブートしようとしたがブートせず。SSDのxubuntuと同じ23.10のliveを作ってブートしてみたら成功。セキュアブート関連の何かが23.10用にアップデートされたのかも。
 SATAのSSDはケーブルを抜く。e.2 NVMeのSSDはBIOSでSATA設定にして無理やり無効化。1TB、2TBの両ディスクをSATAで接続。
 以前はliveにはgpartedは含まれていなくてapt installする必要があったが、今ははじめからインストールされていた。

 ディスクの接続を確認。

 ddコマンド実行。所要時間10,970秒、3時間ちょっと。

 旧ディスクと新ディスクのパーティショニングをgpartedで確認。

 クライアントPCを元に戻してパーティションの操作。
 新ディスクは、パーティション単位での過不足をなくすため1パーティションで運用したい。このままでは第2パーティション、第3パーティションのファイルが第1パーテょション1に収まらない。そこで第2、第3パーティションを縮小、第1パーティションを広げる。

 このあとrsyncでファイルをコピー。さらに第2、第3のパーティションを削除、全体を1パーティションとした。第2、第3パーティションをマウントしているfstabも書き換え。

 新HDDをおうちサーバに戻して電源を入れると難なくブートして、普通に動作した。grubの再インストールも覚悟していたが、不要だった。

そもそもなぜ換装しようと思ったか

 自動車運転時にはmicroSDに保存した.mp3ファイルをカーナビゲーションで再生している。時々SDの中身を全部削除するんだが、それをシェルスクリプト化しようとしていて、間違えて~で実行してしまい、多くのファイルが消えてしまった。
 そこで、おうちサーバに自動的にバックアップを作ろうと思い、それに十分な容量のあるディスクへと換装したという次第。以前もう一つマルティメディア(死語)サーバを設置してた頃は定時バックアップしていたんだが。
 現時点では毎日9時30分に失ったらダメージのでかいファイルをクライアントからおうちサーバにrsyncするよう、cronに仕込んでいる。

正体不明のバージョンのxubuntoが立ち上がった話

 クライアントPCを元に戻してブートしたらxubuntuが違う見かけの、22.04となった。eganというコンピュータ名はegan bernalからつけた記憶はあるが、その経緯は覚えていない。どこかから自動的にリストアされたんか?とか思いつつ、その日は寝た。

 夜中に目が覚めた時にふと気がついた。もしかして違うディスクにつないでる?
 朝起きてPCのあたりを見たらSSDとHDDが2段重ねになっていた。もう一つのドライブつないでブートしたら元通りに。
 もっと早く気づけよって話ではある。