eTrex 30xの電源が落ちるようになった

 ツーリング中にGarmin eTrex 30xの電源を何度入れてもすぐ切れるようになった。明るさ変更画面に表示される電池残量はしっかりあるように表示されていても、地図を表示させると落ちる。なんなら起動直後のタイル状画面でも落ちる。止まっていても落ちるので、振動による瞬断が原因ではない。

 ツーリング中に新しい電池を買って試してみたが同様。電池に原因はないことが確定。

 帰宅後検索。ファクトリーリセットすると直ることがあるかもしれないとのこと。データを保存して試してみるが、なぜかうまくいかずに通常起動する(直後電源断)。

 そこでSDカードを抜いて試してみる。異常なし。

 別のSDカードを挿して試してみる。異常なし。

 最初入っていたSDカードにfsckを掛けてみる。不良セクターがあった。

 先ほど挿したSDカードにバックアップから地図データを書き込んでみる。落ちた。ディスク異常だけではなくファイルにも異常が及んでいたか。

 いくつかある地図ファイルを順番に試してみる。結局最後に残したOSM for Garminのマップが壊れていたのが原因だと判明。

 どうせだから最新のデータにしようと、シフトJISダミーファイルで認識させたのちに入れ替えを試みる。前回はあっさりできた作業に苦労しまくり。特に、eTrexをブートするたびにファイル名が変更されたり、サイズが0になったり、消したはずのファイルが復活したり。まったく意味がわからん。とりあえず英文字表記の地図は当然ながら問題なく入った。

 「いったん文字コード部分をshift_JISに変更したファイルを認識させると、同名同サイズのUTFファイルも使えるようになる」ということは、内部にファイル名とファイルサイズを記録しているということ。「以前認識していたファイルと同じサイズのファイルがあると、その認識していたファイル名に変更する」という仕様かもしれない。そういえば英文字表記版(以前のSDカードに入っていたバージョン)もmapsupp_e.imgというファイル名にしていたのにmapsupp.imgに変わっていた。

 日曜日ほぼ1日潰れた。追って検証予定。