- 作者: 山内譲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/06/20
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特に戦国時代の瀬戸内の海賊大名の話が興味深かった。
ポピュリズムとは、共産主義思想という冷戦時のイデオロギー、冷戦終結後の民主主義の勝利という高揚感、戦後西ヨーロッパで支配的だったリベラルな価値観、そういったもので隠されていた人間のエゴイズムや、唯一の正当性を持ち外に向かい国益を主張する主体としての国家の本質が顕在化する姿でもある。いわば人間や国家の「本音化」と言うべき現象が、起きているのである。
いつも思うんだが、結局2つの大戦の前後におけるイギリスの行動が諸悪の根源のような。
2年前に書いたエントリー。
doroyamada.hatenablog.jp