syncthingでmashmallowの外部SDカードをシンクロナイズする

 そのままではまず外部SDカードのディレクトリを指定できない。これは設定画面から「高度なフォルダ選択を使用する」をチェックすると指定可能になる。

 さらに、そのままではエラーが出るので、シンクロナイズするディレクトリに.stfolderという空ファイルを作成する。作成できるかどうかはアプリ次第だけど、ES file explorerは作成できた。

 これでandroid6から他のディバイスへコピー可能になる。逆は検証していないので不明。スマートフォン上の画像ファイルをPCにコピーするのが目的なので、これができれば十分。
 上記の手順はどっちが先でも可。

京都アイネットの解約手続きがいろいろひどい

 京都アイネットの解約手続きを調べていたらいろいろひどかった。

 解約手続きを書いてあるページは2つ。ひとつはサポートページ。

 もうひとつはFAQのページ。

  • サポートページに書いてある「メール、FAXで各種専用用紙を取り寄せる際のお願い」はFAQページには書いてない。
  • FAQに書いてあるフリーダイヤルはサポートページには書いてない。
  • そもそもなんでアナログで2往復もせなならんの?
  • FAQページの「各種申請用紙の依頼をメールでされる場合、 ご返信にお時間を頂くことがございますのでご了承願います。」ってギャグですか?
  • FAQページからダウンロードできるはずの申込書PDFが見当たらない。

 ソースを見て愕然。

<div class="p_agree_target" style="display:none">

<ul>
  <li>
    <div align="left">◇ 「個人会員退会届」 ・ 「団体特別会員退会届」<br>
          ・カスタマーサポート総合窓口 (TEL : 0800-123-0484) までご連絡ください。<br>
      <br>
      ◇ <a href="/pdf/service-k01.pdf">付加サービス解約届</a> (PDF 2ページ) <br>
          ・kyoto-InetBB<br>
          ・NTTフレッツ各種接続<br>
          ・転送メール保存<br>
          ・SPAMチェック<br>
          ・kyoto-IPhone<br>
          ・固定IPアドレス<br>
          ・メーリングリスト<br>
          ・独自ドメインサービス(JP/com/net/org)など<br>
      <br>
    ◇ <a href="/pdf/service-h01.pdf">接続付加サービス月払い変更届</a>(PDF 1ページ)<br>
    ・会員費の 例)【年払い】→【月払い】 契約へのご変更</div>
  </li>
  <li></li>
</ul>
<p align="left"><br>
  ※ 【月払い】→【年払い】の契約変更はできません。</p>
</div>

 display:noneですよ、おくさーん!隠しているとしか思えない。
 しかも退会届用紙は結局ダウンロードできないらしい。変更手続きだけ。あきらかにやめる人へのいやがらせ。

www.ejworks.com

 いまや京都アイネットはeiworksの一事業。でその親会社は2016年夏に大炎上したPCデポ。炎上したのと同じような発想を感じる。

 で、PCデポ社長の兄上の経営するノジマがニフティを傘下に収めることになった。となると将来はejworksと統合なんかな。統合までいかんでも同じような経営方針になるやろうな。長いことniftyをメインプロバイダーとしてきたけど、検討すべき時期が来たんかな。

日本書紀:全訳 / 宮澤豊穂

 やっとで読了。kindle版。「古代倭王の正体」に「日本書紀の7割は朝鮮半島の話」とか書いてあって、まずは読んでおくべき本だろうなと思ったもんで。

  • 天皇家だけでなくヤマト王権の諸豪族も神話の神々にルーツをもつことになっている。連合政権というのがよくわかる。
  • 仲哀天皇、かわいそう。
  • 雄略天皇や武烈天皇の記述って易姓革命の影響あるよな。
  • 蘇我家が稲目の時に唐突に出てくる。
  • 朝鮮半島の話は確かに多いが、7割もない。印象的には2割くらいか。
  • レイプ事件多すぎ。
  • 蝦夷といえども朝貢・饗応の関係にあった部族も多い。
  • 種子島は異界扱いだった。
  • 琉球の話は出てこない。
  • 阿倍比羅夫は蝦夷の後白村江の戦いにも参加していた。
  • 白村江の戦いの後も新羅からの朝貢は続いていた。ただし「手みやげを持ってきた使者」程度かもしれない。
  • 中大兄皇子の皇太子時代長すぎ。謀反の疑いかけすぎ。
  • 蘇我倉山田石川麻呂は謀反の疑いを掛けられて死んだ。
  • 新羅の使者が突然中国風の名前(=今の朝鮮民族的な名前)になる。ただし揺れ戻しあり。
  • いいことがあったことよりもいいことがありそうな兆しがあることの方を喜んでいるって。日本人の占い好きは当時からなんか。

 訳には微妙にバイアスがあるような気がするが、たとえあっても大きな流れの中では大した話ではないだろう。

日本書紀 全訳 【上巻】

日本書紀 全訳 【上巻】

日本書紀 全訳 【中巻】

日本書紀 全訳 【中巻】

日本書紀 全訳 【下巻】

日本書紀 全訳 【下巻】