HDDを移したらinterfacesが復活した話

 おうちサーバで使っていたShuttle X27Dにtelnetでログインできなくなった。ディスプレイにつないでみようと思ったらRDBとDVI端子しかない。RDBケーブルもDVI-HDMIケーブルも捨ててしまっていた。しょうがなくそのHDDをFunTwistの筐体に移植して、HDMIからモニターにつないで設定し、使っていた。記録し忘れていたけど、たぶん今年の1月頃。

 FunTwistの筐体にAndroidをインストールして使いたくなったので、HDDを元に戻すことに。RGBケーブルは安いやつを調達。

【ノーブランド品】15ピン オス・オス VGA ケーブル ブラック

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トラブル1 電池切れ

 いざ設定して動作確認、元のところに設置して電源を入れてみるが、ネットワークに接続していない。外してディスプレイをつないでみたら、BIOSのところで止まっている。これは電池切れの症状。ダイソーでCR2032を調達。

トラブル2 ファン故障

 以前交換したファンが動かなくなっていた。これはamazonで調達。

AINEX OMEGA TYPHOON 薄型・超静音タイプ [ 40mm角 ] CFZ-4010SA

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ネットワーク設定の逆戻り

 LAN内からはウェブサイトも見えるし、外部への通信もできているのに、外部からはウェブサイトが見えない状態になっていた。
 最初は外部のダイナミックDNSへの通知ができていないのかと思ったが、そうでもなさそう。念のためV6プラス用のIOデータのルータのグローバルIPアドレスを表示させてみたらおうちサーバと同じアドレス。あかんがな。
 V6プラス系のサービス単体ではIPv4の自宅サーバを立てることはできないので、別のプロバイダを契約して、古いAtermのルータを通してそちらとPPPoE接続している。その際にはゲートウェイをAtermにしないとV6プラスの共有v4IPアドレスをダイナミックDNSに通知してしまう。

 ではと、設定を表示させてみる。

kazz@lance ~# ip a
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 ::1/128 scope host 
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
    link/ether 00:30:1b:82:b9:82 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.1.22/24 brd 192.168.1.255 scope global eth0
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 240b:250:8a60:6b00:230:1bff:fe82:b982/64 scope global dynamic mngtmpaddr 
       valid_lft 2591675sec preferred_lft 604475sec
    inet6 fe80::230:1bff:fe82:b982/64 scope link 
       valid_lft forever preferred_lft forever

 おおっと、eth0が復活しとる。前の筐体ではnetplanで管理していたのに。

kazz@lance ~# cat /etc/netplan/50-cloud-init.yaml 
network:
  version: 2
  renderer: networkd
  ethernets:
    enp4s0:
      dhcp4: no
      dhcp6: no
      addresses: [192.168.1.22/24]
      gateway4: 192.168.1.2
      nameservers:
        addresses: [192.168.1.1, 8.8.8.8, 8.8.4.4]

ポート名が変わったからnetplanの設定がされていない状態になっていたのかと思ったが、それだったらDHCPでIPアドレスが振られるはず。ということは/etc/network/interfacesでの設定が生きている?確かにそこにはゲートウェイとしてIOデータルータのアドレスが書いてあるが。
 半信半疑でinterfacesのゲートウェイを変更して反映させてみたらゲートウェイが変わった。
 どこかに古い設定が残っていて、interfacesを生き返らせたんだろうか?

 ちなみにこれを書いているクライアントPCもeth0が表示される。/etc/netplanディレクトリ自体存在しない。
 もう1台のマルティメディア(死語)サーバはNetworkManagerをレンダラーとしてnetplanが動いているようで、ポート名はenp2s0。

kazz@jaja ~# cat /etc/netplan/01-network-manager-all.yaml 
# Let NetworkManager manage all devices on this system
network:
  version: 2
  renderer: NetworkManager