books
本音化するヨーロッパ 裏切られた統合の理想 (幻冬舎新書)作者: 三好範英出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2018/09/27メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る 「本音化」というキーワードに共感したので読んでみた。 いきなり序盤に書いてあるけど…
憂国論――戦後日本の欺瞞を撃つ (祥伝社新書)作者: 鈴木邦男,白井聡出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2017/12/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 噛み合っているのか、噛み合っていないかと言うと、噛み合っていない方に近いと思う。特に白井さ…
応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)作者: 呉座勇一出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2018/06/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 売れまくっていたのに(売れまくっていたゆえ?)なかなかkindle化されなくって、待ちくたびれた頃…
親鸞と日本主義で言及されていたので興味を持って青空文庫で購入。 戯曲というのは想定外でげんなりしたけど、読みやすかった。なんか悪人正機説の一端がわかったような気がする。 言葉の使い方で今と意味が違うようなものがあって興味深い。 発明 → 賢明な…
読み始めは「わぁ、網羅的にべたっと解説しためりはりの乏しい本?」と思ったけど、その後読み進めたら、それぞれにストーリーがあっておもしろかった。船の材料の産地と貿易の盛んなところが一致しないとか、ポルトガル人が世界に出ていったのは王家の援助よ…
南北朝 日本史上初の全国的大乱の幕開け (朝日新書) 作者: 林屋辰三郎 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/12/13 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る この頃の歴史の流れは「鎌倉幕府が衰退して、一時的に後醍醐天皇親政が行われたけど、武…
シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理 (NHK出版新書)作者: 森本あんり出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2017/11/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「反知性主義」は紙の本を買ったまままだ読んでいな…
親鸞と日本主義(新潮選書)作者: 中島岳志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/02/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 前書きを読んでいて「あっ、これ日蓮のことちゃうんや」と気がついた戦前の国家主義思想というと日蓮の影響という思い込…
帝国の構造作者: 柄谷行人出版社/メーカー: 青土社発売日: 2015/04/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 学生を戦地へ送るにはの終盤で出てきたので本体を買って読んでみた。やっぱり佐藤さんは大したもんで、終盤の部分だけで十分という感じが…
享徳の乱 中世東国の「三十年戦争」 (講談社選書メチエ)作者: 峰岸純夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/10/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 子供の頃見たNHK人形劇「新八犬伝」の舞台がこの時代なわけか。でも「かんとうかんれいおうぎ…
学生を戦地へ送るには―田辺元「悪魔の京大講義」を読む―作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/01/05メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 佐藤さんも指摘しているように、田辺って人は頭がいいし、ずるいなと。しかしこの最後に飛躍す…
明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書)作者: 猪瀬直樹,磯田道史出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2017/12/29メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 三浦さんとの対談ははっきりいって失敗作だと思ったが、こちらはけっこう咬み合っていて…
戦争と農業(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)作者: 藤原辰史出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/12/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 「トラクターの世界史」がいつまでたってもkindle化しそうな雰囲気がない(中公新…
シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 世界は四大文明でできている (NHK出版新書)作者: 橋爪大三郎出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2017/10/31メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 宗教ネタが専門の橋爪さんが文明という切り口で講演した…
日本の夜の公共圏:スナック研究序説出版社/メーカー: 白水社発売日: 2017/08/02メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 個人的にはスナックの常連感やカラオケは居心地のいいものとは感じないけど、常連化すると楽しいってことは容易に想像がつく。 …
フランス現代史 隠された記憶 ──戦争のタブーを追跡する (ちくま新書)作者: 宮川裕章出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2017/09/22メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 社会学者か政治学者の分析的な本かと思っていたが、ジャーナリストによるルポ…
日本に古代はあったのか (角川選書)作者: 井上章一出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版発売日: 2014/08/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 井上さんが専門外の歴史を?と思ったが、中身は持ちネタの京都論だった。そこに西洋コンプレッ…
佐藤優の集中講義 民族問題 (文春新書)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/10/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る ロシア周辺の民族や宗教を語るならこの人でしょう、みたいな。アフリカやアジアについてはあまり語られていな…
リベラルという病(新潮新書)作者: 山口真由出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/08/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 勉強法ネタで有名な山口さんが別ネタの本を書いていた。さすがの分析力でアメリカ留学時に見たリベラルの姿を切ってい…
戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実 (文春新書)作者: 渡辺惣樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 歴史修正主義というと左の人が右の人にレッテルを貼るために使われる単語で、意味は「自分に…
戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで (講談社現代新書)作者: 倉本一宏出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/05/26メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る サブタイトルとは異なり、秀吉の朝鮮出兵まで書いてあるがな。 平安貴族の官…
それでも、日本人は「戦争」を選んだ作者: 加藤陽子出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2015/08/11メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 前々から読みたいと思っていた本にやっとで。 その前に読んだ「ほんとうの憲法」でも触れられていたけど、第…
だめだし日本語論作者: 橋本治橋爪大三郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2017/06/23メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 2人とも専門家ではない教養人なので、専門家とは違う切り口、発想があるけど、専門家ではないのでそこをつっこんで証明し…
労働者階級の反乱?地べたから見た英国EU離脱? (光文社新書)作者: ブレイディみかこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/10/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る イギリスは階級社会だと言われるのが現場感覚で伝わってくる。 ただ「Brexitは…
炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】?植物vs.ヒトの全人類史? (光文社新書)作者: 夏井睦出版社/メーカー: 光文社発売日: 2017/10/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 夏井先生の新作。インシュリンの本来の役割はなるほどと思うが、生命の誕…
国民国家のリアリズム (角川新書)作者: 三浦瑠麗,猪瀬直樹出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2017/09/08メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る おもしろそうだなと思って買ったんだが、猪瀬さんが話を自分の方に持ってこようとする部分が…
火山で読み解く古事記の謎 (文春新書) 作者: 蒲池明弘 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/03/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 最近よく出くわしてしまう「専門家ちゃうやん」新書やったけど、想定以上にしっかりした知見がちりばめて…
こんな街に「家」を買ってはいけない (角川新書)作者: 牧野知弘出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2016/11/10メディア: 新書この商品を含むブログを見る 老いる家 崩れる街が立法・行政の話中心で物足りなかったけど、こちらは不動産業界に身を置いていた人…
巨大ウイルスと第4のドメイン 生命進化論のパラダイムシフト (ブルーバックス)作者: 武村政春出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/02/20メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 一読した限りだとドメインというよりウイルスのでっかいやつの範囲…
9条は戦争条項になった (角川新書)作者: 小林よしのり出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2015/12/10メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る 最近の小林よしのりさんはデモクラシーの理想と現実をよく理解していると思う。 現状では自衛隊…