みずほマイレージクラブの優遇変更について計算してみる

みずほマイレージクラブの優遇条件が変わる

 みずほマイレージクラブはこれまで残高で最高の優遇になっていたんだけど、これがなくなるもよう。直接関わる変更点は

  • いちばん優遇を受けるSステージでは預入残高基準がない。預金残高がいくらあろうとSステージになれない。
  • コンビニATM手数用0円がイーネットだけになった。ステージによって無料回数が違う。
  • 他行あて振込手数料0円が月3回までになった(Sステージのみ)。Aステージではなし。
  • Sステージになるにはクレジットカード年間100万円以上決済、投資残高100万円以上、ローン残高ありなどの条件をいずれか満たすことが必要。

 要するに「預金を運用しても儲からんので、手数料とか金利を払ってくれる人を優先するで」ということ。ご事情は理解いたしますが、こちらのロイヤルティも萎えております。
 個人的にいちばん影響を受けるのは家賃の振込。年12回他行宛て振込がある。1回440円で、優遇がなければ年間最低5,280円最低かかる。
 で、Sステージを維持するための条件とコストを検討してみる。

クレジットカードの利用年間100万円以上

 今は海外の出張の航空券を立て替え購入しているので、それは余裕でクリアできる。なくても、ツーリングの際の切符とか宿とかもろもろで超えることは不可能ではない。
 ただみずほマイレージクラブカードの永久不滅ポイントの比率は0.5%、楽天カードなら1%。その差0.5%分。なので最近徐々に楽天カードにシフトしてきている。
 100万円ジャスト利用した場合、ポイントの差は5,000円。あんまりかわらんやん。

資産運用残金100万円以上

 ではと、こっちで計算。

 みずほ証券で株式を100万円買うとすると3,465円らしい。200万円だと5,905円。
 株式なら毎月の維持手数料はかからんなと。

 みずほ銀行の外貨預金で10,000ドル買うとすると1ドルあたり1円の手数料なので10,000円。

 いずれも上がって売ったら資格がなくなるし、売るときにも手数料がかかる。あまり現実的ではない。

結論

 みずほマイレージクラブSステージは諦める。
 メインバンクは楽天銀行にして、優遇を受ける。給料振り込みは分割できるので一部を楽天銀行に、残りをみずほ銀行にする。
 みずほ銀行から楽天銀行への振り込みは優遇なしの手数料を払う。

 最近まで楽天経済圏に抵抗を示していたんだが、もう毒食わば皿までである。ただそれでもよっぽどのことがない限り楽天市場で買い物はせんけど。